blender2.8～2.9で困ったことメモ

blender 2.8を使ってモデリングしていた時に分からなかったことをまとめました。誰かの役に立てば幸いです。

blender2.9が発表されたので2.9での困ったことも一緒にまとめています。(2.8、2.9ともにUIはあまり変化していないので）

面貼りできない箇所がある

面貼りはショートカットFで実行する機能のことを指しています。

画像はblender右上の部分にあるコレクションの欄です。顔と耳をくっつけるために面貼りを試みたのですが(画像１）

どうやら所属するレイヤーが別のオブジェクト同士は面貼りできないようです。

解決法

オブジェクトモードでを複数選択(右クリック+shift)し、（画像二枚目）

Control+Jすると統合されて面貼りできるようになります。（画像三枚目）

耳と顔が統合されました！

頂点と３Dカーソルの座標が知りたい

３Dカーソルの座標は画面右側のview→3D Cursorから見れます。

頂点の座標は同じく画面右側、item→Transformから見られます。（3Dカーソルの座標はViewなので混乱注意です）

オブジェクトを原点に移動させたい

まず３Dカーソルを原点に移動させた後、オブジェクトを３Dカーソルのところに移動させる算段で行きたいと思います。

tabキーを押し、エディットモードに切り替えます。

shift+Sを押すとこのようなメニューが出ます。そこの左下Cursor to World Originを選ぶと３Dカーソルが原点に移動します。時計で言うと7時くらいの向きです。

それからまたshift+Sをします。左上のSelection to Cursorを選択します。（時計で言うと10時くらいの向きでしょうか）

そうすれば選択したアイテムを３Dカーソルに移動させられます。やったね！

右クリックしたまま動かしても頂点が選択できない時

このようにクリックして頂点を選択しようとしても頂点を動かすことしか出来ない時に遭遇したら右上を確認すると良さそうです。

Wを誤って入力すると発生します。

右上の欄の一番上の項目を長押しすると、この画像のような選択画面が出てくるので、その下から３つまでのうちのどれかを選択すると直ります。

オブジェクトの表示がおかしくなる

この画像のようにオブジェクトの表示が突然ガタガタになってしまった時がありました。

これは根本的な改善方法ではないですが、

もう一つ新しくblenderを立ち上げ、表示がおかしくなってしまったオブジェクトをコピーして、新しく開いた方にペーストし移動させると表示の異常は改善しました。

オブジェクトが選択できなくなった

いつもオブジェクトを選択するとオレンジ色の枠が出現したのですが、それができなくなりました。このように↓

画面右上にあるShow Overlaysがオフになっていることが原因でした。

UV展開のやり直し方が分からない

これは独自に発見した方法なので、本当にUV展開をやり直せているか定かではないです。参考程度にしてください。

UV展開した後、UVエディターのUV→リセットを押すとUV展開をやり直すことができます。(たぶん）

画像の赤い矢印の箇所です。

LoopToolsのBridgeを使ったら何故かねじれる

頂点数はあっているのに何故かねじれが発生した場合、画面右下のメニューから、Reverseをオン・オフにすると直ります。それでも直らない場合はtwistの数字を動かしてみてください。

押し出しを繰り返したい

Shift+Eで押し出した後、Shift+Rをするとその押し出しが繰り返されます！便利！